雛さんから、素敵な素敵なジタンと夢主のイラストをいただきました!!
お互いに寄り添っていて、こんな風に優しいタッチにピッタリ合った構図で、ほんとうにお上手だなあと思います!
まるで2人が一緒に歌っているように見えます(*^^*)
雛さんから、夢主とジタンが夢林の誕生日を祝ってくれる、という素敵なSSを頂きました!
会話のテンポとキャラクターらしさが素晴らしい作品ですので、下部に掲載させていただきました♪
原作を大切にされる雛さん、本当にいつも尊敬しております。わたしもとことん原作を愛して、雛さんのように優しく柔らかく表現できればといつも思います。
雛さん、本当にありがとうございました!!

-頂いたSS(※名前変換なし)-

「ねえねえジタン!今日は私を生み出してくれた餅さんの誕生日なんだって!」
「……ユメを生んだってことは…ユメのお母さんのことか?」
「いやいや…そうじゃなくて、私を生み出してくれたんだけど産んだわけじゃなくて…」
「??えーっと…?」
「ああもう!だーかーらー!私達の物語を書いてくれている筆者さんだよ!」
「ああ、そういうことか…!」
「まったく…」
「結構張り切ってるな」
「だって、お祝いしたいじゃん!おもいっきり盛り上げたいよね!」
「そうだな!」

「「……………」」

「…どうやってお祝いしよう…!?世界が違うからパーティしたりとかプレゼント渡したりとか出来ないじゃんっ!」
「……考えてなかったのかよ…」
「わー!どどどどうしよう…全く考えてなかったよ…!」
「でも、折角だし素敵な誕生日にしたいよね…!!うーんうーん…」
「…難しく考えないでさ」
「…お誕生日おめでとう、って言えばいいんじゃないか?」
「……んー…それだけでいいの、かな…」
「大丈夫だ、気持ちのこもった言葉ほど嬉しいものはないだろ?オレ達はおめでとう、ありがとうっていう気持ちを沢山のせた言葉を贈るのさ!」
「…これだったら向こうの世界まで届くかな…?」
「届くさ!思いっていうのは空で繋がってるんだぜ?」
「もう…っ!……ジタンはすぐカッコつけるんだから…」
「へへっ…でもいい案だろ?」
「うん…!」


「せーのっ!」
「「餅さん!お誕生日おめでとう!」」
「私を生んでくれてありがとう!私をこの世界に連れてきてくれて…ありがとう…!私、皆と会えて本当に幸せです」
「これからもオレ達のことよろしくな!」
「えへへ…私達の言葉、向こうの世界までちゃんと届いてるといいな…」
「そうだな…」


「ねえ、歌歌おうよ!お誕生日の歌!」
「ユメの世界にはそんな歌があるのか」
「Happy birthday to you〜♪〜♪」
「っていう感じの曲なんだ!で、dearの後に祝う人の名前を入れるんだよ」
「なるほどな…」
「一回歌っただけだけど、歌える?覚えた?」
「ああ、簡単な曲だったからな!準備万端だぜ」
「じゃあいくよ、もう一回せーのっ!」

Happy birthday to you〜♪
Happy birthday to you〜♪♪
Happy birthday dear 餅さん〜♪
Happy birthday to you〜!!

ーWishing you a wonderful birthday!

dear 餅さん
from 雛 2015/9/4